高校生のときのことです。
俺が通ってたのは、あんまり偏差値が高くない上に校則がゆるいせいで、
男子はギャル男や今風ヤンキーばかりという学校でした。
ギャル男高校生って、中性的なイケメンで、体もスリムな奴が多いですよね。
中学のときは女とやりまくってた真性ノンケだったけど、
そんな連中に囲まれているうちに、いつしか男にも興味が湧いてきたんです。
ネットでゲイ関連の情報を探るうちに知ったのが、発展場という場所の存在。
店ごとにコンセプトが違う発展場だけど、若い今風の男子が集まるところもあると聞いて、
ちょっと怖い気持ちもあったけど、その店に行ってみることにしたんです。
ある休日の午後、都内の某所にある発展場へ。
入口で1500円を払い、ロッカールームで服を脱ぐというシステムは勉強していたけど、
暗い店内に足を踏み入れるとき、胸は期待とか緊張でドキドキでした。
ボクサー一丁で店内を歩き回る人たちが皆ゲイなんだなと思うと、
なんだか不思議な気持ちにさえなったんです。
だけど、暗闇に慣れてきた目でよく見ると、中にいるのは本当に今風の若いイケメンばかり。
「すごい場所なんだなあ。こんな人たちとセックスできるんだ」と、
テンションはすぐに上がっていきました。
誘い方がわからないので、
何人かが寝そべっているミックスルームで自分も横になってみることに。
しばらくして、誰かが俺の横にかがんで、体を触ってきました。
ギャル男風の髪型にスリムな体型。暗くて顔ははっきりわからないけど、
整ったイケメンなのは判別できました。
ラッキーと思い、その彼の誘いにのり、個室に移りました。
鍵をしめた、キスしようと向かいあった瞬間のことです。
「あれ、おまえ…。え?」
相手が急に慌てたような声を出しました。ぐいと近づいて、俺の顔を覗きます。
個室のそばには小さな照明があったので、
ミックスルームよりははっきり相手の姿が確認できます。
その相手の顔を見たとき、俺も驚いて「あっ」と声を立ててしまいました。
なんと、高校で同じクラスにいるKだったんです。
「たくみ?マジで?」
「K?なんでこんなとこにいんの?」
「いや、おまえだって」
Kは、特別仲がいいというわけではないけど、学校にいるときはよく一緒に話すヤツです。
こいつと話すときのネタは、たいてい女の話。
Kは校内でちょっと有名なくらいのイケメンで、
女の体験人数も3ケタはいってるという噂のヤリチンでした。
だから、こんな場所で会ったのには本当に驚きで。
「たくみ、男に興味あったの?」
「Kだって、あんなに女とやりまくってるのに」
「俺はバイだもん」
「バイ?」
「バイセクシャル。男も女もいけるってこと。あ、たくみもそうなの?」
「うん、そうかな」
「なんだ、早く言えよ」
「言えよって」
それから、個室のマットに座り込んで話をしました。
Kは、女ほど盛んではないけど男のほうもすごくて、
歌舞伎町のホストとか、モデルやってる大学生と恋人みたいな関係だったこともあるとか。
こういう発展場には、たまに来るとのこと。
俺はKの話にただただ驚いてたけど、Kも俺が発展場が初体験ということに驚いた様子でした。
話も尽きたころ、そろそろ帰ろうと思って立ち上がりました。
まだ誰ともセックスはしてないけど、さすがに同級生がいる店内ではできないんで。
「なに、たくみもう帰るの?」
「うん。そろそろ」
「待てよ。もうちょっといろよ」
Kはドアノブに手をかけていた俺も腕を引っ張って、またマットに引き戻しました。
「せっかく来たのに、することしないで帰るの?」
「だって…」
「もったいないだろ」
すると、Kが俺を壁に追いつめるように近づいてきました。
「俺さ…、前からたくみのこと、かっこいいなと思ってて」
急にKからそんなこと言われたんで、俺も「えっ?」って感じ。
Kは俺の腕をとって、体を寄せてきました。
「たくみってさ、すごい俺のタイプなんだもん。
たくみと学校で話すとき、すげえ嬉しかったんだから。
だけど、おまえは絶対ノンケだと思ってたから、一緒にいるだけで我慢してたんだよ。
バイって知ってたら、とっくに誘ってたのに」
「ちょ、K…」
Kの顔が、キスでもするような近さに。
睫毛が長いキレイな顔。俺も、なんか変にドキドキしてしまいました。
「発展場にいるってことは、男とセックスしに来たんだろ?
なら、俺とやろう。俺、たくみとしたいよ」
「はっ?」
びっくりして、思わずそう言いました。
「いいだろ。俺じゃダメな理由あるの?」
確かに、Kはすごいイケメンだし、セックスできるなら、したい。だけど男の同級生なんて…。
すると迷っているうちに、Kは俺にキスしてきました。唇を重なり、舌が入ってきます。
それだけでとろけちゃいそうな、むちゃくちゃ上手いキスでした。
それで頭が弾けて、もうセックスするしかないような気分に。
「どっちがいい?」
Kが聞いてきます。
「どっちって?」
「俺に抱かれたい?それとも抱きたい?」
その店はロッカーキーをつけてる位置でタチかウケかを判別する仕組みでした。
右ならタチ。左ならウケ。Kのキーは足首に。リバという意味です。
「Kを抱きたいな…」
「オッケー」
Kは俺のボクサーを脱がして、チンコを口にくわえました。
Kは俺の股間に顔をうずめるようにして、チンコをくわえました。
くわえられた瞬間はまだ萎えてたけど、Kの舌づかいでみるみる固くなってなります。
男にチンコしゃぶられてる光景にちょっと戸惑ったけど、
Kの舌はそんなのすぐにどうでもよくなるくらい気持ちよくて。
女とは比べものにならないような上手さでした。
すっかり勃起すると、Kが顔をあげました。
「たくみの、でけえな」
俺のは18cmぐらいあって、まあ太さもある自慢のチンコです。
「すげえ、こんなチンポしてたんだな」
そう言って、またくわえます。
さっきは舌でねぶるようなくわえ方だったけど、
今度は顔全体を上下させるようにしゃぶります。
「…ん、ふ…」
しゃぶられてるうちに思わず声が出てしまいました。
するとますますフェラの動きが激しくなります。
Kのほうも気持ちよくさせてやりたくて、Kの乳首を指で刺激してやりました。
しばらくして、Kは乳首にあてていた俺の手をとって、自分のアナルに当てさせました。
ここを触ってほしいという意味だと思い、
ローションに濡らした指でしばらく穴のまわりをいじったあと、指をそっと入れてみました。
「んっ…」
チンコをくわえたままのKが声を漏らします。
「んんっ…、う…」
中をさするように動かすと、Kは腰をよじらせて、また切なそうな声を出します。
舌の動きがちょっと鈍ってきたけど、指マンするようにズンズンいじくりまわします。
Kのスリムな背中が汗をかきはじめていました。
「たくみ…、もう我慢できねえよ…」
チンコから顔を放したKはそう言って、対面座位の形になるように覆いかぶさってきました。
「でけえけど、入るかな…」
俺のチンコを抑えて、座るように、アナルにチンコを沈めていきます。
Kはゆっくりと、俺のチンコをアナルに沈めていきました。
マンコとはちがう、筋肉に締めつけられるような感覚に、俺も息が熱くなります。
「ぜんぶ入った…」
Kが耳元でささやきました。
「Kにすごい締めつけられてる感じ…。動いていい?」
「ちょっと待って。たくみのデカいから…。まず俺が動くわ」
そう言って、Kは自分で腰を動かしはじめました。
最初は、具合を確かめるような慎重な動かし方だったけと、次第にリズムが出てきます。
「ん…、ん…」
Kは余裕のなさそうな顔で、こらえきれないような声を漏らします。
イケメンのKがそんな顔を見せているのに興奮して、我慢できずに俺も腰を動かしてしまいました。
「あっ…、ああっ、あ…」
腰をつかんで突き上げると、あきらかに今までと違う声を出します。
「あ、あ…、すげえ、デカいよ…、ああ…」
Kは俺の背中にしがみつくようにして、顔を肩に沈めてきます。
Kがいとおしいみたいな気分になって、さらに激しく攻めたてたくなり、座位から正常位に移りました。
「あっ、あっ、ヤバイっ、ああ、あ…」
俺はエッチは正常位がいちばん得意なんで、Kの足を持ち上げて突きまくりました。
「すげ、Kのアナルめちゃくちゃ気持ちいいんだけど」
「たくみのもデカくて、すげえいいよ…」
「もっと突いてほしい?」
「あ…」
「激しくしたい?」
「激しく、して…」
Kに覆いかぶさるようにして、超高速ピストン。女だったら、これでほとんどイかせてました。
「あああっ、あっ、ダメっ、ああっ…」
Kは顔をのけ反らせて喘ぎます。
Kは、俺の腰の動きに反応するように声を出しています。
スリムだけど筋肉質な体は、気がつくと汗で濡れまくっていました。
「K、エロすぎ…」
攻めたてるために突いていたチンコだけど、もう本当に止まらなくなってました。
そうするうちに、俺にも限界が。
「K、イキそう…」
「あ、中、出して…」
「あああっ、イクっ」
「ああああっ…」
イク瞬間は俺も喘いでしまいました。
終わったあとも、二人とも荒い息をするだけで言葉もでません。
やっと、汗もひくころになってから、チンコを抜きました。
ドロッとアナルから出てくる、俺の精子…。Kは体を起こしてそれを見て、
「すげえ出たね」
と照れたように言いました。
「Kの、すごい良かったから…」
「俺も、たくみが今までの男のなかで一番気持ちよかったかも。めっちゃ声出たし」
そこで、Kともう一度キスしました。
「また、いつかたくみとしたいな」
その後、Kと俺はセフレみたいな関係になりました。
両親が深夜までいないKの家でやることがほとんどだったけど、放課後の学校の教室でしたことも。
それぞれに彼女ができるまで、その関係は続きました。
今年から、二人とも別の大学に通うことになったけど、
Kも俺もお互いの体を忘れられなくて、たまに会って激しいエッチしてます。