当時俺は実家住みで、他に両親と弟の四人家族。
昼間は大学、夜はコンビニの夜勤の生活を送っていた。
ある日の夜、その先週に別の夜勤の子とシフト交代したせいで、
その日は休みだったことをすっかり忘れてコンビニへ向かった俺。
勘違いに気付いてその子と適当にダラダラ会話して、
帰宅したのが出かけてから一時間後。
のんびり鼻歌を歌いながら自宅近くの道路まで歩いてきたとき、
前方に何かがいるのが見えた。
咄嗟に路地に隠れて様子を伺うと、いたのは靴だけ履いた全裸の男。
「うわ、露出狂のおっさんか?」と思ったが、
よくよく見てみるとなんとそいつは俺の弟。
俺の弟はまだ高校生になったばかりだったので、
まさかそんな性癖があるとは夢にも思わなかった。
とは言っても遠目からでも分かりやす過ぎるくらいオドオドしてるし、
時折身体を縮込ませ股間を手で隠す様を見るに、
露出行為は初めてか、やってもまだ数回だろう。
このままじゃ誰かに見つかるのは時間の問題だろうし、
何よりこれはチャンスかもと俺は一計を案じる事にした。
その数日後、「手紙来てんぞ」と用意した手紙を弟の部屋に放り込む俺。
中身はテンプレの脅迫文。
弟の本名と先日の露出行為の目撃報告、連絡用に作ったフリメのアドレス。
慌ててメールしてきた弟に、俺は指令を送りメール調教する事にした。
最初は弟の好きな露出から。
簡単に出来る事を数回やらせ、徐々に難易度を上げていく。
四つん這いで片足あげて小便までさせたところで、
俺は次の段階、アナルの開発に移った。
露出行為の参考として、
事前にネットで拾った露出狂の画像や動画のアドレスを何度か送っていたのだが、
それに「アナルに物を入れて露出する露出狂の画像」を少しずつ混ぜて送っていた。
そのおかげか、多少は拒絶を見せるだろうと思った弟は消極的にだったが、
アナル開発を肯定。
ローションと細めのアナルビーズを、
いつものように差出人不明の荷物として弟に送り、
指示を出してゆっくりアナルを開発させていった。
それからも洗濯バサミを乳首やペニス等に付けさせたり、
浣腸をさせて限界まで許可を出さず我慢させたり、射精や陰毛をこちらで管理したり。
一年間じっくりと弟をマゾに調教していった。
アナルにバイブを入れ起動させたまま家族揃っての外食に行かせたり、
オムツを履かせて俺の部屋を訪ねさせて俺の前でお漏らしさせたりと、
まあ時々俺もしっかり楽しんで。
頃合いだと思った俺は弟にディルドを送った。
ネットで気に入って購入した、やたらリアルな奴。
今までのバイブより一回りは大きい物だったが、
一ヶ月もすればすっかり弟のお気に入りになったようだった。
一番感じるアナルの入り口付近にカリが引っ掛かる瞬間に嵌ったらしく、
喜んで報告メールを送ってきた。
それでしばらくはディルドでオナニーさせつつ、
入れる前のディルドを使ってフェラも仕込んで行ったわけだけど、
この時弟の様子に変化があった。
薄々勘付いていたんだろうが、
ディルドの件で「脅迫者=男」と確信できるようにになったらしい。
弟はノンケだと思っていたのでその辺は曖昧にしていたのだが、
気付いた弟からの以降のメールは若干調教開始以前の固さが見えるようになっていた。
まあその辺は仕方ないと割り切り、ディルドでのフェラとアナルの特訓を続けさせながら、
復習と称して今までやってきた内容も交えて指示を出していった。
マゾに目覚めているのは間違いないので、
そのままマゾの快楽に溺れさせてノンケからバイ程度に、
多少の男耐性を付けられればと淡い期待を込めて。
そんなある日、とうとう俺の存在が弟にバレた。
どうやら「脅迫者=男」と気付いたと同時に、
何となくその人は兄なんじゃないかと思ったようで。
それからは俺の事をこっそり探っていたらしい。
「そうか、そんじゃこれからどうする?」と聞いたら、
すぐさま「続けたい」と弟は返してきたので、俺も覚悟は決まった。
机の引き出しの奥、比較的早い時期に購入したが、
今まで弟に送らないでいた首輪を取り出して、弟の前に置く。
「言っとくけど、俺ゲイだぞ。これ付けたら、今後お前は俺のチンポ舐めたり、
お前のケツにコレ入れたりさせんぞ。お前もゲイになんだぞ。それでもいいのか?」と。
チンポ出してやって、顔前に付きつけてやった。
弟は一瞬迷ったようだったが、置かれた首輪を掴み取って自分の首に填めた。
「そうか、それじゃお前は今から俺の奴隷だ。
…何してんだ、さっさと服脱いで土下座しろ。そんで奴隷の口上くらい言ってみろ。
送った中にその手の画像や動画もあっただろ」というと、
弟はすぐさま全裸になって土下座した。
今まで家族、それも年齢の近い兄弟としてそれなりに仲良くやってた弟が、
目の前で全裸土下座してる姿を見て妙に興奮。
その日は結局フェラで二発、アナルに一発決めてやった。
それから一気にお互いの生活が変わる。
俺は就職を機に家を出て、弟は進学する大学を俺の下宿先の近くに決めた。
通学時間の短縮という理由を利用して、
俺たちは何の制約もなく二人暮らしの生活を満喫している。
弟の調教に直接かかわれるようになったため、
より一層弟への調教内容の密度が増した。
そのせいではっちゃけて露出調教中に熱中し、
一時期下宿先周辺に不審者情報が流れるハプニングもあったりしたが。
弟は今でも俺の可愛いマゾ奴隷だ。
現在弟は就活中なので行為は控えめになってしまっているが、
それが終わったらどんな事をしてやろうかと今から股間にテントを勃たせている。
[…] 露出から始まった俺たちの関係 […]