2~3日は、兄ちゃんの様子ばっかりうかがってました。
でも、特に変わった様子もなかったんで、俺にも普通の日常が戻ってきました。
でも、山田さんとエッチしてから1週間ぐらいたった日のことです。
その日は空手の道場へ行き、稽古をして、家に10時前ぐらいに帰ってきました。
母さんと兄ちゃんと俺とで晩飯を食って、
部屋に戻って勉強でもしようかなぁって思ってた時です。
「テツ、入るぞ。」
兄ちゃんが突然俺の部屋に入ってきました。
「な、何?」
「ドライブいかねえか?付き合えよ。」
「明日学校だし、いいよ。」
「付き合えって。大事な話があんだよ。」
俺はドキッとしました。まさか。山田さんとのエッチが鮮明に頭の中をよぎりました。
兄ちゃんは、俺の腕をつかんで、グイッと引っ張りました。
体格のいい兄ちゃんと、若干華奢な俺とでは、どうなるかは分かってもらえると思います。
「母さん、テツとドライブしてくるわ。先に寝てくれていいからな。」
母さんは父さんが単身赴任するようになってから、
一段と兄ちゃんを頼りにするようになっている。
俺は拒否できなくって、兄ちゃんの車に乗り込んだ。
話があるっていいながら、運転中、兄ちゃんは一言も話しませんでした。
俺の不安は募る一方でした。
しかし、心臓がバクバク言い出したのは、あることに気付いてからです。
兄ちゃんが車を走らせている道は、まるでデジャビュのようで。
つまり山田さんのバイクの後で見た景色と全く同じだったから。
予感は的中しました。
兄ちゃんが車を止めたのは、俺が山田さんに抱かれた、あの峠だったのです。
俺は、兄ちゃんにボコボコにされる覚悟を決めました。
自分の体がふるえているのが分かりました。
サイドブレーキを引いて、エンジンを切った兄ちゃんは、ようやく口を開きました。
「テツ、俺に言うことがあるだろ。」
完全にばれていると思いました。山田さんが話した以外考えられません。
「ご、ごめん。」
「何謝ってんだよ。」
「あっ、そのぅ。山田さんと。あっ、いや、その、兄ちゃんの彼氏と、エッチしちゃって。
つうか、兄ちゃんたちのやってるとこ、盗み聞きしちゃって。つうか。」
俺は完全にしどろもどろでした。
「謝るのはそれだけか。」
「えっ、ご、ごめんなさい。兄ちゃん、ごめんなさい。」
「お前、見損なったぞ。」
「タカが俺んとこ、謝りにきたよ。内緒ってことだったけど、やっぱ隠してられないって。
あいつ、今日道場休んでただろ?夕方、殴ってやったよ。
でも、タカのやつ、全く抵抗しやがんねえの。許してくれ、ばっかりで。」
「ちがうんだ、兄ちゃん。山田さんに頼んだの、俺の方なんだ。
山田さんが俺みたいなガキに本気になるはずないじゃん!
山田さんと喧嘩したり、別れたりしないでよ。悪いのは俺なんだから!」
「ったく、分かってねえな、テツ。んなことで別れる訳ねえだろ。
俺だってタカだって、性欲はギンギンなんだ。女みたいに、彼氏ひとすじ、なんて考えてねえよ。
付き合ってたって、別の男と勢いでやっちゃうこともあるんだよ。
それが男同士のいいとこじゃん。俺がタカにムカついたのはな、今日まで黙ってたってこと。
てめえ、俺のことそんなに信用してねえのか、ってことだよ。」
兄ちゃんの話してることが正しいのかどうか、俺にはわかりませんでした。
でも、どっちかって言うとぐじぐじしてしまう俺なんかより、
はるかに男らしくてかっこいいと思いました。
「ただな、テツ。俺はお前にもムカついてんだ。
俺が男を好きだって、だいぶ前から分かってたんだって?」
俺はびくっとしました。今度こそ殴られる、兄弟だから分かるんです。
俺はうつむいて、歯を食いしばりました。
でも、兄ちゃんは俺に肩に手を回し、ポンポンと2回、肩を叩きました。
「男に興味持ったんなら、何で兄ちゃんに一番に言わねえんだよ。
お前のこと、一番かわいいって思ってるの、兄ちゃんじゃねえか。」
次の瞬間、兄ちゃんの唇が俺の唇に重なりました。
えっ、これって。冗談かと思いました。
でも、兄ちゃんのキスは優しく、温かく、
俺は入ってくる兄ちゃんの舌に、自然と自分の舌を絡めていました。
恐る恐る目を開けると、兄ちゃんは一番優しい時の目をして、俺を見つめてくれていました。
それを見た瞬間、俺の目から涙があふれてきて、
次から次からあふれてきて、止まらなくなってしまいました。
「弟のお前を、無理やりゲイの世界に連れて行くなんてできなかった。大切な弟だからな。
でも、お前から来たんなら話は別だ。テツ、兄ちゃんじゃダメか?」
兄ちゃん、違うんだ。俺はずっと兄ちゃんに憧れてきたんだ。
服装だって、髪型だって、好きな音楽だって、まじ兄ちゃんのことが好きだったんだ。
兄ちゃんがホモだって分かった時、きっと他の女に盗られる以上に、
他の男に兄ちゃんを持ってかれるのがいやだったんだ。と、俺は心の中で叫んでいた。
「テツ、やっぱり兄ちゃんじゃ。」
「好きだ。」
「えっ?」
「兄ちゃんが好きだ。」
「テツ。」
「俺、兄ちゃんに抱いてほしい!」
俺は、涙で顔をぐしゃぐしゃにして、兄ちゃんに抱きついた。
「テツ。兄ちゃんの全部をテツに知ってほしい。」
兄ちゃんは、そう言って、俺のシートを倒しました。
兄ちゃんはそれから車を降りて後ろに回り、後部座席をフラットにしました。そして、
「さぁテツ、こっちへこいよ。」
と言って、狭い車内なのに俺のことをお姫様だっこみたいにして運んでくれました。
「場所、変えるか?」
「いい。今すぐ兄ちゃんに抱いてほしいから。」
「そうか。」
兄ちゃんは自分のシャツとズボンを脱ぎ、
お気に入りのすっごい短めのボクサーパンツ1枚になりました。
そして、ぶっとい腕で俺を抱きしめました。
普段から感じている兄ちゃんのコロンの香りに、男くさいすごくいい臭いが混ざって、
俺はそのときから感じまくっていました。
兄ちゃんの肌と筋肉の感触が味わいたくって、俺も急いでシャツを脱ぎました。兄ちゃんは、
「タカの言うとおりだ。テツ、もうお前、男になってたんだな。
兄ちゃん、いつまでもガキ扱いしてて、悪かったな。」
そう言って、俺の乳首を舐め始めました。俺の乳首はコリコリに硬く立っていました。
兄ちゃんの舌先が微妙な感触で擦れていくたびに、
「あ~っ!」って声が出てしまいました。兄ちゃんの舌と指は魔法みたいでした。
つい1週間前、山田さんに教わった快感なんだけど、
悪いけど山田さんとは比べ物にならないぐらい兄ちゃんは巧かった!
兄ちゃんは俺の上半身を愛撫しながら、俺のベルトを外していました。
一番恥ずかしい場所を兄ちゃんに見せるのが急に恥ずかしくなったけど、
昔は兄ちゃんと風呂で見せ合ってたし、兄ちゃんにちん毛が生えた時も、
兄ちゃんの皮が剥けた時も知ってる俺だから、
今度は俺の成長も見てほしいって気持ちもあって、
自分からズボンがずれやすいように腰を浮かしてた。
兄ちゃんはモッコリ膨れあがった俺のちんぽに、頬ずりしたり、指で形をなぞったり、
そして舌で舐めたりした後で、手を中に入れてきて、
俺の勃起びんびんのちんぽをつかみ、パンツの外へ出しました。
兄ちゃんは黙って咥えてくれました。
そして、亀頭をゆっくり舐め、竿を丁寧に舐め、玉袋まで咥えました。
上下に首を振って、裏筋を刺激しました。
もう何ともいえない快感で、俺は兄ちゃんの体のつかめるところをどこでもいいからつかんで、
身をよじりながら、「あぁっ!」「いいっ!」「感じるぅ!」とか、
声を出さずにはいられませんでした。
何度もいきそうになるんだけど、「いくっ!」って言うたびに兄ちゃんは、
「まだだ、テツ。」って寸止めしてくる。もうすごいテクニックだ。
「テツ、立派じゃん。俺、テツのちんぽ、こんなぐらいの時しか知らねえから感動したよ。
ちん毛も生えてなかったし、皮もすっぽり被ってたし。」
「んなこと言わないでよ。兄ちゃん、俺も兄ちゃんの舐めたい。」
「いいぞ。兄弟で舐め合いだ。」
兄ちゃんは体勢を入れ替えて、フェラを始めた。
俺の目の前には、兄ちゃんの巨大なモッコリがある。
兄ちゃんのちんぽがでかいことは知ってる。でも、はっきり見たこと、最近はなかった。
俺は、しゃぶられてる興奮に任せて、兄ちゃんのボクサーパンツに手をかけた。
バシッ、と飛び出した兄ちゃんのちんぽが顔に当たった。
で、でかい!予想以上にでかい!彫刻みたいにすごかった!
反り返った兄ちゃんのちんぽは、血管まで勃起していて、ゆうに20cm以上あった。
これが俺の兄ちゃんのなのか。俺は口をいっぱいにあけて咥えた。
えずきそうになるぐらい口いっぱいになった。
でも、幸せだった。俺が本当に好きだった人が分かって。
そして今、その人の大切な場所を俺が大切にフェラしてる。
車が激しく揺れている気がした。時々、峠道を別の車が通っていった。
ひょっとしたら、誰かが窓から覗いていたかもしれない。
でも、もう俺も兄ちゃんも止まらなかった。
「あっ、兄ちゃん、だめだ!イク!今度は絶対イク!口から出して!」
兄ちゃんは俺のちんぽを離さなかった。
「だめ、出るって!汚いから、汚いから早く!あああっ!」
俺は何回も何回も噴射した。オナの時の勢いの数倍の力で。
兄ちゃんは口を離さなかったから、当然俺の精液は兄ちゃんの口の中だ。
兄ちゃんが俺の顔を見た。
「すごいじゃん、テツ。」
「兄ちゃん。俺の精子。」
「飲んだよ。だってテツのじゃん。嫌なことなんて全然ないから。」
俺も兄ちゃんのが飲みたくなった。つうか、俺の中に兄ちゃんを呼び込みたかった。
兄ちゃんのでっかいちんぽをいかせられるかどうか、自信は全くなかったけど、
俺は兄ちゃんを好きな気持ちで、一生懸命フェラした。
兄ちゃんが俺にしてくれた気持ちのいいことを真似するように、必死でフェラした。
兄ちゃんの鼻息がだんだん荒くなり、「おぉーっ!」って声も出て、しばらくして、
「テツ、いいか。いくぞ。あっ、あ~!」
兄ちゃんはそう言って、俺の口の中でイッタ。
次から次へと噴出してくるのが分かった。
俺は飲んだ。苦いような複雑な味だった。でも、最後の一滴まで搾り出して飲んだ。
兄ちゃんと俺は、真っ裸のままねそべっていました。
そっと兄ちゃんの胸に顔を近づけると、太い腕で優しく抱き寄せてくれました。
俺は興奮が冷めなくて、イッタばかりなのにまだちんぽをびんびんに勃起させていました。
兄ちゃんは少し萎えて、でも半勃起状態で凛々しくおったてていました。
俺はいよいよアナルだなぁ、って思って、
「兄ちゃん、入れてほしい。」
って言いました。すると兄ちゃんは、
「ば~か。俺のは入らねえよ。」
と言いました。
「やってみなきゃ分かんないじゃん。俺、兄ちゃんと一つになりたいよ。」
「テツ、お前ケツの穴破れるぞ!パンツ血まみれになったら、母さんになんて言うんだ?
お前、肛門科行きだぞ。それにな、エッチはアナルが全てじゃないんだよ。」
「でも、山田さんとはやるんでしょ?アナル。」
「タカは。ウケの経験長いから、大丈夫なんだよ。って、説得力ないか。」
兄ちゃんは急に俺の顔を見て、マジな表情でいいました。
「テツ、男はやっぱり掘る側になれ。自分から掘られたいなんて言うな。
男は、男とやる時も、やっぱ掘る側にならねえとな。」
兄ちゃんはそう言うと、驚くことをしました。
俺に向かって、足を上げてアナルを広げてきたんです。
「テツ、俺で練習しろ。俺は一度だけ経験あるんだ。だから大丈夫。さぁ、こい。」
「えっ、でも。俺だって、兄ちゃんほどじゃないけど、結構でかいよ。」
「大丈夫だ。唾つけて、しっかりたてて、さぁ、来い!」
まるで吸い寄せられるように、俺は兄ちゃんのアナルに向かった。
ちんぽに唾をつけてヌルヌルにして、亀頭を兄ちゃんのアナルに当てた。
「さぁ、そのまま、ぐっと。ぅう、ぐっ。あぁは、入ったぞ、テツ。さぁ、突いて来い!」
本能って恐ろしい。誰に教わったわけでもないのに、
俺は兄ちゃんの足を持って開き、自分の腰を振ったり回したりしていた。
ズッコンバッコンって感じじゃなかったけど、
自分のちんぽが兄ちゃんのアナルから出たり入ったりするのがはっきり分かった。
山田さんのケツが初体験だったけど、どっちかって言えばあれは俺の方が犯されたって感じだ。
この時は、まるで兄ちゃんを征服してるようだった。
萎えかけていた兄ちゃんのちんぽも、俺のちんぽが奥の壁に当たるたんびに反応し、
またぎんぎんに勃起してきた。
「あっ、あっ。」と大きな声を自分が出していることに、また興奮した。
兄ちゃんは時折顔を歪めていたが、すごく喘いでいた。
「兄ちゃん、もうだめ!いっ、イクッ!イクッ!あああ~っ!」
俺は兄ちゃんの中で出した。
兄ちゃんのアナルが締め付けるリズムに合わせて、搾り出されるようだった。
少し遅れて、兄ちゃんも、
「うぉっ、テツ、イクゾ~!」
って言って、さっきと全然変わらないぐらいの精液を噴射した。
俺は兄ちゃんのけつにちんぽを挿し込んだまま、しばらく兄ちゃんに抱きついてた。
帰りの車の中で、兄ちゃんは、
「おぉ、やっぱ痛えや。こりゃ、完全に切れてるな。」
と言ってた。
「ごめん。」
って何度も謝ったけど、兄ちゃんは「大丈夫」としか言わなかった。
でも、兄ちゃんがなぜ「男なら掘れ」って言ったのか、よく分かった。
兄ちゃんは、男が好きでも、自分はちゃんと男でいろって、
女になるんじゃないって言いたかったんだと思った。
それと、兄ちゃんは、自分がこっちに進んだきっかけから、そう話すんだと言うのも分かった。
兄ちゃんは、中学生の頃の話を聞かせてくれた。それは、こんな話だ。
兄ちゃんは中学の時、部活でサッカーをやっていました。
2年の時の夏合宿で、気になってた先輩と同じ部屋になって歓んだそうです。
で、何日めかの夜に、とうとう兄ちゃんは我慢できなくなって、
寝ているその先輩のちんぽを触ってしまった。
大きくなってきたんで、夢中で触ってしまったら、
目を覚ました先輩に腕をつかまれたそうです。でも、その先輩も男に、
つうか特に兄ちゃんには興味があって、先生の目を盗んでこっそり抜け出し、
近くの林でお互いの初体験となったらしいです。
キスしたり、フェラしたり
している間はよかったんだけど、その先輩は兄ちゃんにアナルを求めたらしくって、
全く経験のなかった兄ちゃんは断ったらしいんだけど、
その先輩は無理やり兄ちゃんを押さえ付け、ちんぽをぶち込んできたんだそうです。
兄ちゃんは、自分から手を出した引け目と、
我慢したらこの先輩と付き合うことができるかもしれないって思いで、必死でこらえたそうです。
結局ところてんさせられて、中で出されて。
でもそれ以来、兄ちゃんは付き合うどころか、完全に性欲処理に使われたみたいで、
学校でも一方的にトイレでフェラさせられたり、
時には公園で無理やり掘られたりもしたそうです。
で、マジ悩んで、カミングアウトして先生にでも相談しようかと思ってた時に、
その先輩は引っ越していって、そんな関係はなくなってしまったんだそうです。
「あれで、俺は男が好きなんだってはっきり分かったけどさ、
絶対いやがる相手にちんぽをねじ込むような男にはなりたくねえな、って思った。
それと、二度とケツの穴は出さねえって、あの時決めたんだ。」
兄ちゃんは、思い出話のように話してくれました。俺の兄ちゃんは、最高の人です。
俺の憧れは、ますます強くなりました。
んで、絶対に開かないはずのケツの穴を、
弟の俺に大切なことを教えるために開いてくれた兄ちゃんには、一生感謝すると思います。
この夏、俺は男を磨くために、彼氏を探すことにしました。
ネットで知り合うの、ちょっと怖かったんで、
兄ちゃんに紹介してもらって、ハッテン場デビューもしました。
まだ彼氏は見つかってないんだけど、
兄ちゃんに負けないぐらいいい人とめぐりあいたいなぁって思います。