その日、いつものようにジムで汗を流した私は、仕上げにプールでひと泳ぎした。
そして、プール横のミストサウナに入った。
適度な温かさの霧が天井から噴霧されていて、運動後の体には快適そのものだった。
水着を着ているので、ここだけは男女兼用になっている。
程なく、さっきまで別のレーンで泳いでいた男達が、私の後から入ってきた。
「お疲れさま」3人の内の1人が、私に声をかけてきた。
競泳パンツ姿の男達に囲まれるような形になった私は、すぐに出ようと思った。
その男が何かと話しかけてくるので、出るに出れなくなっていた。
目のやり場に困って俯いている私の身体を、舐め回すように他の2人が見ている。
いやらしい視線を感じた私が席を立とうとした時、おしゃべりな男が私の近くににじり寄ってきた。
他の2人もそれに続いた。
「運動で一番効果的なのは…俺達と激しいのをしてみない?」
理不尽な台詞に、私は返す言葉すら失ってしまった。
「いや、触らないで!」なれなれしく肩に掛けられた男の手を振り解いた。
すると反対側にいた男が無理やり私の腕をグイッと掴んで、
「気取ってるんじゃねぇ。本当はやりたくてココに来てるんだろ」とドスの効いた声で凄んだ。
サウナ室で、そんなことができるハズはない。
そう思って室外を見たが、プールにもプールサイドにも人影はなかった。
さっきまでいたハズの指導員さえもいない。
絶望的な状況の中で、私は抵抗を試みたが、逞しい男達に抗うことなど、所詮無理なことだった。
精一杯の叫びに気付いてくれる者もなく、
私は、たちまち男の膝の上に腰を落とされ、背後から抱きすくめられた。
「乱暴はしたくないんだ。すぐによくなるから、ジッとしてろ」
男は私の首筋に舌を這わしながら、ビキニの上から股間を揉んだ。
やわやわと股間を揉みながら、男はビキニを一気に下げた。
ピンク色のチンポと形のいい玉袋が男達の前に晒された。
2人の男達がそれを交互に分け合うようにしゃぶり始めた。
舌でつつかれたり、強く吸われたり、甘く噛まれたり、
左右の玉袋に加えられる刺激が、嗚咽する私に微妙な変化をもたらした。
腿を合わせて拒んだ私の肛門に、男の指が侵入してきた。
ミストで濡れたのとは明かに違う<ぬめり>を、男の指は感受していた。
「あっ、あぁ~~~~~」
ぷっくりと膨れ上がった前立腺を探り当てられ、
指で擦られた私は、その時初めて声を上げた。
それから先は、もう男達のなすがままだった。
亀頭を舐められ、尻の穴にまで舌先が伸びた。
クラクラするような刺激を与えられながら、男の股間に手を導かれた。
競泳パンツの上から、いきり起った一物に触れた。
その形を確かめるように、私の白い手がそれを擦った。
それを見たもう1人の男が、私の口元に勃起しきったモノを宛がい、咥えさせた。
本能に突き動かされているように、私は口で奉仕した。
男も堪らず私の頭を押えて腰を振った。
濡れそぼった男男の責めぎあいが続いた。
男が下になって私を跨らせ、もう1人の男が後から肛門を責めた。
私の身体の中で、2本の欲棒がこすれ合った。
男達は鍛え上げられた肉体の持ち主だった。
ありとあらゆる体位を試みても、スタミナが切れることがなかった。
何度も何度も、私は絶頂を迎えた。精液をダラダラと流しながら男たちを受け止めた。
余韻に浸る暇も与えられず、次から次へと男が挑みかかってきた。
ようやく1人の男が短い声をあげて、直腸内に精子を放出した。
続いて、もう1人が口の中で果てた。生臭い苦い粘液の塊を私は飲み込んだ。
震える手で、私は自らの唇を撫でていた。
最後の1人は、最初の男が残した精子を掻き出すように、執拗にピストン運動を繰り返した。
「も、もう、死んじゃう~~~。いく、いく、いく」
うわ言のように私が繰り返した言葉をエネルギーにして、男は一気に昇り詰めた。
私の中で男が暴発した時、私の白い四肢は妖しく男の身体に絡みついていた。
ミストに洗い流せないほどの男達の精子が、男が離れると同時に溢れでてきた。