それは、小瓶や数字のカプセルとかが簡単に手に入った数年前のことです。
キメもの。本当に神秘的な世界へ僕を導いてくれたのを懐かしく思い出します。
穴を洗ったあと(一番鮮明に覚えてるのは、CCの褌ルームでの、友達とのいちゃいちゃ)、
とろとろになったそこにカプセルを仕込みます。
すごく効きが早い僕は、すぐにそわそわしはじめます。
じきに穴がじゅわじゅわとし、身体じゅうがさわさわぞくぞくと敏感になってきます。
そのカプセルは、どっかーん効く感じではなく、
ふわーっと曼荼羅が天井に見えてくるような効きめのものでした。
友達と向かい合ってベッドの上に座り、乳首をこねくられながら小瓶を刻み嗅ぎします。
じきに、とっても幸せな気持ちになり、
友達(短髪髭な出で立ちでした)の顔がふわっとぴんぼけし、
僕のタイプの人の顔全部とかぶって、いいよ気持ちよくなりな、
って語りかけてくれる王様に変わりました。
たまらなくなり、吸って、吸って、を繰り返していると、
すとん、すとん、と電気が落ちるような感じのあと、
全部が真っ暗になり(実際には普通に電気はついてるんですけど)、
すー、すー、って自分が小瓶を嗅ぐ音だけが頭の中に響くようになったあと、
またまたふわーっと幸せな世界が広がり、身体のさわさわがさらに際立ってきます。
もうたまりません。穴もまらも乳首も全部気持ちよくなってしまいました。
意外と後に残らないんですよね、初期のカプセルって。
この時に褌ルームにたくさん人がいたら大変だったんでしょうね。
残念ながら、平日の夜だったため、二人だけの世界を楽しんでました。
キメものを先輩方から教わり、キメウナギに興味を持つようになった僕は、
当時MixiやHuGsのウナギのコミュで見かけた、
同様の趣向を持ってみえるがちむちさんに会いに、首都圏などへ足しげく向かい、
お互いに、してみたいことをしてみたいだけ、くんづほぐれつ、没頭しておりました。
ウナギって、お互いに穴は気持ちいいのに、両手が自由なもんですから、
好きなように相手の身体を感じることができちゃいますよね。
乳首を触るもよし、抱きしめあうのもよし、亀頭をゆるゆるこねくりあうのもまたよろし。
二人してべろんべろんキスしながら、小瓶を嗅ぎまくり。
さわさわする感覚がものすごく強くなり(この時のカプセルは、初代のやつだったです)、
とっても幸せで、研ぎ澄まされた上質な時が流れはじめます。
ピントが合わなくなり、相手の坊主髭の顔がぼんやりとし、
髪と髭がふわーっとなって、唇がまるでエロい動物のようにやわやわと動いて。
ぶっ飛んでいきます。
でも、一番気持ちよかった時のことを覚えてないんですよね。
直後はめっちゃ覚えてるんですけど、30分くらい経つと、もう飛んでってしまってるんです。
そういえば、僕の初貫通は、知り合いの方2人との3Pのときでした。
数年前になります。
数字のカプセルを仕込んで、3人ともそわそわとしはじめて。
がっつりエロエロしてましたら、僕がFタチすることになりまして。
すんげえなあ、喰っちまったやん、とか思ってましたら、
お前もやってみ?ってなことになりまして。
四つ這いで小瓶をがん嗅ぎしたあと、ちょっといきんでって言われて、
うーーってしたあと、ふと力を抜いたら、ずるずるーって。
うわー、あかんあかん。なんかすんごい変な感じ。
しっかりほぐしてもらえてたんで、痛くはなかったんですが、
奥からなにか出てきてしまうような感覚があり、
すいません抜いてください!ってお願いしてしまいました。
入るもんなんですね。違和感だらけでしたが、喰うてしまったことにめっちゃびっくりでした。
その後にFした時には、あ、入るって思ったときに、目の奥に、緑色のトンネルが見えてきて、
するするするーって喰うてしまいました。不思議なものですね。
でも最近、全然喰えないです。忘れちゃったのかも。