昨年の秋の夜のことでした。恐ろしい体験をしました。
一人暮らしの私は、休日前で夜遅くまで、
テレビで深夜映画を見ながらビールを飲んでいて、酔いもだいぶ回っていました。
ビールがなくなったので、歩いてコンビニに買いに出ました。
冷たい雨が降っていて、風もあり、傘を傾けながらコンビニに向かいました。
コンビニには客もあまりいなく、ビールの500mlを2本と、雑誌を買いました。
レジでお金を払ってから、雑誌の所で立ち読みをしていると、
見知らぬ男が2人、大きな声で笑いながら入って来ました。
太った40代の小柄な男と、若い筋肉質で長身男でした。
うざかったのでそちらを睨むと、太った方の男が「ああ、ごめんな」と会釈をしました。
なんとなくその場にいづらくなって、買ったものを持って外に出ました。
外に出ると雨がひどくなっていて、傘がかなり煽られました。
家のそばの24時間駐車場のところで、後ろからヘッドライトが近づいてくるのがわかりました。
狭い道なので、やり過ごそうと道の脇によけて立っていたら、その車が止まりました。
何だろうと思って、傘を上げて見ると、
助手席からこっちを向いて、手を振っているのが見えました。
近付くと、さっきの太った男でした。
「にいちゃん、さっきは悪かったな、すまんな」と言うので、
「いえいえ、気にしないでください」と答えると、
「ちょっと道教えてくれんかな」と、地図を見せながら言うので、
それがよく見えるように側に寄りました。
すると、いきなり襟を捕まれ、凄い勢いで殴られました。
襟を掴んだまま、何回も殴られているうちに気が遠くなり、
そのまま車の後部座席に引きづり込まれてしまいました。
後部座席には、もう長身の若い男が乗っていました。
車が走り出すと、長身の男が首筋を掴んだまま、何回も何回も殴りつけました。
「やめてください、やめてください」と言うのが精一杯で、そのまま殴られ続けていました。
暫く走ると、車が止まり、外に引きづり出されました。
そこは、コンクリートの匂いがきつい、ビルの建設現場のようなところでした。
何回か突き飛ばされ、奥の方に連れて行かれました。
そこにあったビニールヒモで手と足を縛られ、転がされ、何回も蹴られました。
ここで死ぬのかなとぼんやり考えました。
私がグッタリ、抵抗しないのに気がつくと、
2人は私を俯けにし、後ろ手に縛り直し、尻を持ち上げてベルトを外し、
ズボンとパンツを膝までずり下げ、セーターとTシャツを胸まで捲りました。
「こいつ、小便漏らしとる」
「うんこも出とる」
「やっぱりいい体だわ」と話すのが聞こえました。
男の手が、丸出しにされた私の尻を何回も叩きました。
「俺からやるわ」という声がし、太った方の男が後ろからのし掛かってきました。
肛門に熱い痛みを感じました。今まで味わったことのない痛みでした。
腹の奥をズンズン突かれるうちに、痛みは遠のいていきました。
最初、何をされているのかわかりませんでした。
暫くズンズン突かれ続けました。
太った男が呻くと、肛門の辺りが突然何回か持ち上げられるように感じました。
男が中で射精しているようでした。
男が離れる時、ズポッと大きな音がしました。
すると、「こんどは俺の番か」と、長身の男がベルトを外しながら近づいてきました。
長身の若い男の下半身を見ると、子供の腕ほどもあるイチモツが、
天を突くほど勃起しているのが見えました。
さっきより激しい痛みを感じた時、意識が途切れました。
そこからは、ただコンクリートの壁が、男の突く勢いで上下するように見えていた記憶だけです。
気がついたら、2人は消えていて、朝の日光が現場を照らしていました。
早朝らしく、時々車の音がしました。
ヒモは解かれていて、何とか自分で服を直し、家まで帰りました。
翌日の休日は、ずっと部屋で倒れていました。