明石日活は日曜日だというのに客は少なく、明石海峡の凪とは反対に時化模様。
仕方なく自分の好みとは違う、何人かのチンポを咥えて逝かせてやったが、
漁は引き上げ時が肝心と、足を出口に向けた時、真ん中の通路を前の席に向かう、
30半ばのとび職風のズボンを履いた男が目に付いた。
男は画面に向かって右側の一番前の席に座った。
相手にされるか不安が有ったが、「ダメモト」と決めて、
俺は右の通路を通って、男の右側に座った。
男は嫌がる様子も無く、画面を見つめている。
尻を座席の前に掛け、足を広げ一杯に伸ばしている。
暗がりの中でズボンを良く見ると、前が開いているように見える。
男の耳元で、「触っても良いですか?」と俺が慎重に丁寧語で囁くと、
「………」無言で微かに頷いた。手を前へ持って行くと、前が開いたままだ。
そのまま手を入れると、何と直ぐにチンポがあった。
中はフリチンで8分勃ちの半剥けチンポだ。
「パンツ穿いてないの?」
「………」無言で頷く。
引っ張り出して扱くと直ぐにフル勃起。
17cmはある。握るとビクビクと膨れた血管の動きが伝わってくる。
顔を良く見ると、NHKの「おひさま」に出ていた「永山絢斗」に似ている。
30歳半ばと思ったが、30歳超えた位だ。
扱いていると、もうカチカチだ。
ベルトを外そうとすると、自ら外し、ズボンを膝まで下ろした。
毛深い。
俺は胸毛ボーボーは頂けないが、陰毛とか太股、脛毛、肛門、尻の周りの適当な毛が好きだ。
それに肝心のチンポも適当に長くって太い。その上硬い。
体つきも腰に「くびれ」が有って、余分な贅肉が付いていない。
そのくせ、太股が筋肉で張っており、尻も「プリケツ」だ。
これは俺の理想通りの体ではないか。何と言う幸運。
「気持ちいい?」
「………」又無言で頷く。
「スキン着けても良い?」
俺は「生フェラ」は出来ない。
一瞬首を傾げたが、頷く。男のチンポにスキンを着けた。
フェラと手コキ繰り返しながら、「チンポの他に何処感じる?」
「尻」と小さな声で答える。
「胸とかも感じる?」
「………」頷く。
「尻に指入れてみようか?」
「………」頷いて、自分でズボンを脱いだ。
脛もふくらはぎも良い毛が生えていた。それにも俺は萌えた。
指サックを嵌め、オイルを垂らして肛門に宛てると、ヒクついていた。
ゆっくりと指を入れて行くと、柔らかい。
襞が指に纏わりつくように、蠢(うごめ)いている。
少しずつ指を動かしながらフェラしてやると、
「あぅ、あー」と、足をピーンと伸ばし、のけ反る。
しばらく続けていると体が小刻みに震え、声が少し大きくなって来た。
「指よりチンポ入れた方が良い?」
「はぁぁ、うぅぅ」首を大きく縦に振る。
「トイレに行こうか?」
「此処で良い、此処で入れて」
「此処はまずいやろ、俺が恥ずかしいョ。皆が見てるし、なッ、トイレに行こう」
フェラとアナルを弄りながら、何回か同じやり取りを繰り返していると、
感極まったように、「トイレに行く」と言った。
「ほな、トイレに行こう、スキンはそのまま着けとったら良いから」と俺が先に館内を出た。
トイレの入り口で待っていると、程無く後を付いて来た。
此処のトイレは狭いのが欠点で、寒い時期、着てる物が多いし大きいので置き場所に困る。
男は入るなり、ズボンを脱いで貯水タンクの上に置いた。
「上着だけ取る?」頷いて上着をズボンに重ねた。
少し萎えていたチンポを扱いてやると直ぐに復活、
暗い館内と違い、明るい場所で見る下半身は見るからに惚れ惚れした。
フェラしてやると、チンポはカチカチになり、スキンの中は我慢汁でヌルヌルだ。
頃は良しと、俺も下を全部下ろし、チンポを出すと、握って来た。
扱かれ大きくなった所で、スキンを着けた。
もう一度扱かれると完全勃起、
「入れても良い?」
「………」頷く男に後ろを向かせ、手を前に廻してチンポを扱いてやった。
突き出した小麦色のケツは見事な「プリケツ」で撫でると弾力があり、
掴むとグッと体を揺らした。
男は手提げの袋の中からローションを取りだし、指に取ると自分のアナルに塗った。
男のアナルに指を這わせると、ヌルッとして指がスーッと入って行った。
俺は自分のチンポを扱いて再度硬くすると、男のアナルに宛がった。
少しずつ腰に力を入れ、押し込んで行くと適度な抵抗があった。
俺は腰を前後に振りながら、押し広げるように、
亀頭を奥へ、奥へと進めて行くと男の喘ぎが大きくなって来た。
「気持ち良い?感じる?」男は何回も頷き、自らも腰を振って来た。
手を前に廻して男のチンポを扱いてやる。
今までの「アナルSEX」はアナルに入れていると言う「特異性」に興奮しただけで、
気持ち良いと思った事は一度も無い。
なのに、この締め付けと言い、ヌメッとした感触にチンポが蕩けるようだ。
「気持ち良い………これが本当のアナルSEXなのかなぁ」と思った。
男の中で俺のチンポもカチカチになっていた。
男の喘ぎも益々大きくなり、アナルがヒクヒクするのがチンポに伝わって来た。
「逝きたくなって来た」と男は搾りだすような声で言った。
俺も得も言われぬ射精感にチンポがムズムズして来た。
男のアナルが大きくうねる様に伸縮する。
チンポの扱きを早くしてやると男は、
「逝くよ、イク、イク。イクー」と外に漏れそうな声を出した。
俺の亀頭からサオが直腸の襞に揺り動かされ、根本が括約筋で締め付けられた。
俺も辛抱堪らず、「俺も逝きそう、逝くよ、逝っても良い?」
男は返事の代わり、より一層強く、断続的に締め付けて来た。
「逝くッ」短く言うと、男のチンポの脈打つ動きが何回も手に伝わって来た。
亀頭のあたりを指で擦ってみると、かなりの量の精液で潤んでいた。
俺は腰の動きを早め、感じた事の無い快感に、2度、3度、4度と男の中で放出した。
外したスキンを見ると、最近にない量が溜まっていた。
それよりも男の量の方がはるかに多かった。
俺はいつでも記念に持ち帰ることにしている。
ウェットティッシュで綺麗に始末してやると、
軽く会釈して、男は手提げ袋の中から柄物のボクサーブリーフを出して穿いた。
前はまだモッコリと大きく膨らんでいた。
「先に出るよ」と言って俺は外の長椅子の前で男を待った。
暫くして出て来た男に、手招きで席を奨め横に座らせた。
「仕事の服着て、今日は仕事やった?」
「昼までで終わった」
「ここは良く来る?」
「ときどき」
「来たら、良い事ある」
「うん、まぁ」
「男前やし、良くモテるやろ」
「いやぁ、モテないですよ」
「また、会いたいなぁ。携帯番号、教えてくれる?」
「いやぁ、それは」
「あっ、そう、又、会えたら良いね」
「日曜日は滅多に来ないから………」
「曜日とか決まっている?」
「決まって無いです、すみません、帰るんで」
男は立ち上がると、軽く頭を下げ、出口に向かった。
(俺も帰ろっか)少し残念だったが俺もそのまま帰ることにした。最高の経験だったなー。