大学生になりたての頃。通学路のターミナル駅には小さな本屋があって、
何故かゲイ雑誌が何種類か置いてあった。
その日はスーツ姿で新米社会人っぽい兄貴がゲイ雑誌を読んでいたので、
俺も横に立ってゲイ雑誌を立ち読みしていた。
兄貴はちらちらとこちらを伺っているのがわかる。
俺が本を置いて出て行くと、兄貴が付いてきて、横にピタっと寄り添ってきた。
男に言い寄られるなんてこんな経験は初めてだから、エスカレーターを降りながら、
緊張と怖さで心臓が口から飛び出しそうなほどドキドキした。
無言のままなんとなく兄貴について行くと、ホテル街に…
ラブホテルなんて初めてなので、さらにドキドキする。
ソファに座っていろいろ聞かれたけど、舞い上がっててよく覚えていない。
冷蔵庫から出したビールを勧められて飲むうちにだんだん緊張がほぐれてきた。
兄貴が近づいてきて肩に手をまわされ、
そのまま抱き寄せられてキスをしたらだんだん興奮してきた。
兄貴のチンポに手を導かれて触ってみるとカチンカチンになっている。
兄貴がずるっとチンポを取り出したので、足の間に座り込んで初めてのフェラをした。
今から考えると、テクニックは全然なかったと思うが、
気持ちいいよと言ってくれたので、一生懸命奉仕した。
その後二人で風呂に入って身体を洗いっこしたが、
石鹸を付けた手でゆっくりなでられたケツの穴がこんなに感じるとは思わなくて、
変な声が出て恥ずかしかった。
そしてベッドで手コキをしあってその日は連絡先を交換して別れた。
通る駅が同じなので、その後も頻繁に待ち合わせてセフレみたいな関係になった。
俺は実家通いだったけど、兄貴は一人暮らしだったので、彼の部屋でやりまくっていた。
最初は手コキとかシックスナインみたいなソフトなプレイだったけど、
ある日アナルを仕込まれた。
兄貴のチンポはそこそこの大きさだけど、最初に入ってきたときは痛くて痛くて、
でも何故か耐えて、好きな人のが入っているということにすごい興奮した。
陰精とか緊縛とかも味を教えてもらったけど、
今考えると、若い彼の実験台にされてた気もする。
でも、すごい楽しかった。
兄貴の転勤で疎遠になって、今は全くのひとりものだから、
誰か掘ってもらえる人を探したいな。